第2巻229番歌はこちらにまとめました。
第2巻 229番歌
巻 | 第2巻 |
歌番号 | 229番歌 |
作者 | 河辺宮人 |
題詞 | (和銅四年歳次辛亥河邊宮人姫嶋松原見嬢子屍悲嘆作歌二首) |
原文 | 難波方 塩干勿有曽祢 沈之 妹之光儀乎 見巻苦流思母 |
訓読 | 難波潟潮干なありそね沈みにし妹が姿を見まく苦しも |
かな | なにはがた しほひなありそね しづみにし いもがすがたを みまくくるしも |
英語(ローマ字) | NANIHAGATA SHIHOHINAARISONE SHIDUMINISHI IMOGASUGATAWO MIMAKUKURUSHIMO |
訳 | 難波潟よ、潮をひかないでおくれ。死んで沈んだ彼女の姿を見るのが辛いから。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 挽歌、作者:河辺宮人、姫島、行路死人、歌語り、大阪、地名 |